独立セミナー次回は
2・20に行います。
興味ある方は是非来てみてね♪
※残り1名となりました
何気にふと自サロンのメニュー構成などを見ていてずぅっと残っているメニュー。なんか派手に売れるわけではないけど地味に売れ続けている商品とかあるんですよね。
逆にめっちゃ売れたけど最近見かけないメニューとか、なんか売れなくなった商品とかあるんですよね。この違いってなんだろうって、ふと考えていた時に、あーそっか。って思った事があったので忘れないようにブログに書いておこうと思ったわけです。
うちで長年お客様にさせてもらっている「和漢彩染」っていうカラーメニューがあります。もう7年か8年くらい続いてるんですかね?
うちのカラー比率が6割から7割くらいなんですがそのうちの70%くらいがこのメニューです。このメニューを入れようと思ったきっかけってのがありましてね、僕の奥さんのお母さんがね、20代の頃から白髪染めをしておりまして
頭皮がすごく傷んでたんですよ。んでそれ見ててなんとかならないかなぁーって思ったのがきっかけだったんですよ。そこから色々なメニューを探しました。
草木染とかノンジアミンカラーとか本当なんか色々探したんですよ。
そして実際に色々染めて見たり実験して見たりなんか色々してたんですよね。頭皮に優しくてそして白毛がちゃんと染まるものってやつをなんとか探してみようと。
僕も頭皮がすごく弱くてカラーとかすると痛くて痛くて仕方ないんですよね。カラーとかすると地肌が1週間くらい突っ張ってる感じがします。それもあってか地肌が弱い人っていうキーワードにすごく敏感なんですよ。
で、実際色々探して見て最終的に残ったのが「和漢」ってやつだったんですよね。
これは他のメーカさんのものに比べて優れまくっているのか?というと特にそういうわけでもなかったんですが、その当時のディーラーさんと話を色々していた時に、野菜の成分が入ってたりとかっていう話を聞いた時に、なんか色々あーだこうだ言ってた時に、
「ベジタブルカラー」っていいんじゃね?みたいな話になりましてね
そこから、なんか色々話が盛り上がって、結果和漢で行くことになったんですよ。
当初は、スタッフは誰も見向きしてくれませんでしたw
なんかめんどくさいし、色も決して綺麗に出るわけでもないし。
でも、僕がその当時お客様に勧めながら、お客様に施術させてもらってお客様と色々会話してるのをスタッフが聞いてたんでしょう。なんか少しづつスタッフがお客様にアプローチしてくれるようになったんですよ。
これが、いけてる経営者の人なら、和漢比率とかを毎日数字で出してスタッフに報告して和漢比率をナンパーセント目標にしましょうとか言って、もっと早い段階で増やしてたんでしょうけど、僕あまりそういうのが得意ではなくてですね、やりたくなったら勝手にやればいいっていうスタンスなんですよね。
それから7年か8年かたった今。うちのサロンではなくてはならないメニューになってます。
たった一人の人をターゲットにして入れたメニューが、今うちのサロンの主要メニューになってるんですよね。
んでもう一つのメニュー。「ヤバヤバトリートメント」っていうメニュー。これはアロワナ好きな北九州のzenさんっていう人に教えてもらったトリートメントメニューです。
今うちのサロンではトリートメント比率が7割くらいですかね?
この7割がほぼヤバヤバトリートメントっていうメニューです。このメニューはすごく僕自身の思い入れがあります。
うちのスタッフの石川ちゃんって子がいるんですが、
写真の右の子です。
石川ちゃんは凄くかわいいわけです。なんなら、一思いに結婚してくれないであろうか?って思うくらいかわいい子です。お店がオープンした次の年の一年生で入ってきてくれたんですかね。そこから考えると、もう10年のお付き合いです。
そんな石川ちゃんは結構どんくさい子でして、僕は彼女がスタイリストになれる気がしませんでした。
っていうか石川ちゃんは別にスタイリストになれなくても気がすむまでうちで美容をとことん楽しんでしてくれて入ればそれでいいってボク正直思ってたんですよね。ずっとアシスタントでもいいやってくらいに思ってました。でも、彼女は凄く美容が大好きで、一生懸命努力してくれました。
頑張って吉田さんっていう右手がすごいカットの先生のところにも一年間講習会に通ってました。
そんな甲斐あってか、無事スタイリストとなり今ではたくさんのお客様に支持してもらえるようなスタイリストになってくれたんですけどね、そんな彼女がお客様と楽しそうに、きゃっきゃきゃっきゃしながら、今うちのもう一つの主軸メニュー。ヤバヤバトリートメントをしてましてね、
その当時のトリートメントの名前は「超修復トリートメント」っていう名前だったんですが、その時にお客様と石川ちゃんの会話がこんな内容だったんです。
施術が終わってお客様の髪の毛触りながら
石川 うわーやばいですよね。メーッチャやばいです
お客様 ホントーーーめっちゃヤバーーーイ。
石川 やばいですーーー
こんな会話をひたすらしてたわけです。
一日中お客様と やばいやばいやばいやばいって言ってたんですよ。
するとある日。こんな事を僕に言ってきました。
「オーナー。あのトリートメントの名前。ヤバヤバトリートメントにしましょう♪」と。
この瞬間うちのサロンでは「超修復トリートメント」が「ヤバヤバトリートメント」という名前に変更されました。何故ならば
石川ちゃんが名前をつけたトリートメントをうちのメインメニューにしない訳がないわけですよ!!!!鼻息荒
そんなこんなで現在もうちのメインメニューになっておりますですよ。
そして最後に店販のお話を。
うち結構天パンがよく出ます。平常月で店販比率が20%から25%くらいです。
ただ、その中でも唯一出ないカテゴリーのもがあります。
スタイリング剤は、もうぶっちゃけ何でもいいって思ってしまう自分がいる・・・・これは仕方がないのです。。。
誰に何言われたって、何だっていいって思ってしまうんですよ・・・
そんな中、去年ですかね?
僕がよく行くバーのマスターがいるんですが
ちなみにこの左の人。
写真ぶれまくってよくわからないことになってますが、彼は香里園のすんごい急な階段を登った2階にある、誰にも知られないようなところでイタリアンバーをされております。
絶対酔っ払った人があの階段から落ちて重傷になったり、死んだりしてると思う。
18時オープンって言ってるくせに、18時5分に行くとだいたい店閉まってます。イタリアンパセリを探す旅に出だすとだいたい、オープンが18時半とかになります。
ひどいやつです。僕いつも18時に行くと階段に一人で座り背中を丸め泣きながらこいつが店開けるの待ってます。
時にはイタリアンパセリを買いに行かず、う○こしてトイレから出れず、オープンが18時半になります。
本当ふざけたやつです。そんな彼の悩みはくせ毛です。
っていうかもじゃ毛です。何ならくせ毛です。
そんな彼の作るパスタとかピザとかなんかお肉の料理とかどん兵衛とか最高に美味しいわけです。
だから僕はそんな彼に敬意を込めてよくこう言います。
くせ毛のくせに料理作るのうまいよねと。
だって仕方ありません。何故ならば僕は直毛だからです。くせ毛の気持ちがよくわかりません。くせ毛の気持ちがわからないが故に、縮毛矯正をお客様にしたことがほぼありません。
そんな彼が僕にこんな事を言いました。
ゼニさん。このくせ毛を収めるワックスないですかねー?
飲食店だから髪触った時にベタつくと困るんで、べたつかなくてくせ毛がちょっと落ち着くようなワックスないですかねぇー。
っていうわけです。
これはきっとこんな意図が隠されたんだと思います。
僕は彼の店に行くと必ずこんな注文をします。
麻婆豆腐定食とかサバ定食とか牛丼とか、おむすびとか言います。
でも一度も出てきたことがありません。
彼の言い分はこうです。
と。
だったら仕方がない。これなら作れるだろうと思い、こんな注文もしました。以前別のイタリアンに行った時に食べたパスタがすごく美味しくて、それが、海老の入ったトマトクリームソースのパスタだったんですけど、それを頼んだら頼んだで
トマトクリームはねイタリアンじゃないんだよ。ってドヤ顔で馬鹿にしてきます。ちょっとムカつきます。
そんな注文をする僕に、こんな無茶な注文をして僕を困らせようとする魂胆が見え見えでした。
そこで、僕は色々探してみたところ、一つのワックスに出会いました。
ミルボンさんさの商品です。
僕は大手メーカーが少し苦手でして、あまり大手のものは使わないようにしてるんですが、ミルボンさんの中でもすごく好きな人がいるんですよね。
大塩さんっていうおっちゃんなんですが、この人に若い時にすごく色々勉強させてもらいました。
そんなおっちゃんがミルボンさんの中で自分のこだわりを詰め込んだ別のブランドを立ち上げてはったんですよね。
ヴィラロドラっていうブランドです。
そこのワックス使ってみたらすごく良かったんですよ。
何がいいって聞かれたらよくわかんないんだけど、なんかすごく良かったんですよ。
んで、それを教えてやりました。もじゃ毛に。
んじゃなんかめっちゃ気に入ったみたいでこれが欲しいって言いだすわけですよ。
でもこのヴィラロドラ。発注がいくら以上とかじゃないと送ってもらえません。うちはそのもじゃ毛の為に売れるか売れないかわからないワックスを結構たくさん入れないといけなくなるわけです。
サバ定食も作ってくれないもじゃ毛の為に仕入れないといけなくなるわけですよ。
まぁでもいいかと思い、仕入れました。
僕の中では衝撃的でした。いつもはワックスとか店販ように2つとか3つしか置いてないのに、そのワックスがなんかいっぱい並んでるわけですよ。お店の店販棚に・・・・
んでスタッフにもブーブ言われるわけですよ。
なんでこんなワックスいっぱい入れるんですカーーーーみたいな。
するとね、うちのお店にも一人。もじゃ毛がいます。
左のもじゃ毛です。
こいつも、もじゃ毛に負けず劣らずのもじゃ毛です。
もじゃ毛VSもじゃ毛です。
そんなもじゃ毛(女の子)にもじゃ毛(おっさん)がこんなワックス欲しいっていうから、しゃーないやん!!!ってわかりやすい説明をしたところ、もじゃ毛(女の子)がその話に共感してしまい、自分も使い出しました。お客様とかにも。
するとね?なんかこのワックスがめっちゃ売れるんですよ・・・・
2ヶ月くらいは残ってるやろうなぁーって思ってた、このワックスが最初の1週間も持たなかったわけですよ。
なんか入っては売れ入っては売れ入っては売れってなるんです。
気がつけば、このワックスの名前はいつしか
もじゃ毛ワックスって名前になりました・・・・怖
いまだにこのワックスの正式名称知りません・・・・
うちのお店ではもじゃワックスで誰もがわかる商品になりました。
お客様に説明して
えーそれ欲しいって言われると、商品が切れてる可能性がすごく高い為ちょっとフロントに確認しますと言い、フロントの子にこう聞きます。
「もじゃある?」と。
それ位もじゃ毛ワックスはみんなに愛されるワックスとなりました。。
そのメニューや商品にストーリーがあるのかないのか?
その商品やメニューを導入することに対し誰かの顔が浮かんでくるのか?
ここに、長期愛されるメニューや、商品となれるのか?というポイントが隠されてるんだろうなぁーって感じます。
だからこそ、流行ってるからっていう感じで導入するものは
短期売り上げとして考え、ストーリーが存在するものは、長期売り上げになると考えお店の戦略を考えてみるのもいいかもしれませんよねって話なんですが、最後に一つだけ、言っておきたいことがあります。
もじゃワックス。売れすぎてイタリアンバーのマスターが欲しいって言った時にだいたい在庫がありません。ってかいつもありません。
一年ちょいこの商品入れてますが彼がこのワックスを購入できたのは最初の一個と、今年に入ってやっと二個目をゲットできました。
もじゃ毛って大変ですね。
最近以前やっておりましたツイッターを復活してみました。
主にお腹減った時にお腹減ったと呟く用です。
誰もかまってくれなくて寂しいので是非フォローしてくださいね 笑
銭丸 哲良
@zenimarudesu
んで最近Facebookなどでフォローしてくれる方がたまにいらっしゃいますが
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By zenimaru