店舗展開をするのに一番課題なのは人が増えないという事

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いつも行くラーメン屋でラーメンと餃子セットを頼むと必ずご飯だけが先に出てきます。その状態で暫く放置されるのですがこの状態で僕はどうすればいいのか最初は悩みました。でも最近はそれが普通に感じるようになってきたんです(ドM)何ならほかのラーメン屋さんに行ってご飯が先にでてこないと違和感を感じるようになるほどです。

それが今日、なぜかラーメンが先に出てきたんですよ・・・・・僕の持って生まれてまだ残っている「運」は今日すべて使われてしまったのではないだろうか?ひょっとしたら明日死んでしまうのではないだろうか?とちょっと焦っています。暫くSNでの更新がなければ、あ。ゼニマル。死んだなと思ってください。でもここのラーメンは美味しいのでおススメよ。

 

さて、美容室が店舗展開できるできないの壁にスタッフが増えないから店舗展開できないという事がありますが人が増えない現象の原因は二つあります

  1. 求人がかからない
  2. 求人で来る数より離職が多い

1の場合なぜかからないのか?これにも理由は二つ考えられます

  1. 求人かけるのが下手すぎる(何もしていない)
  2. 離職が多い

1に関して そもそも求人をかけてないや、求人条件が昔のままなど特に何もしていないという人はそもそも論外なのでそっとしておきましょう。問題は2なんです。離職が多いという理由。離職の話ではなく、なぜ求人がかからないのかという話をしているのに、その解が「離職が多い」と答えるにはこの両者には密接な繋がりがあるからなんですよね。

求人がそもそもかかっていないサロンにとって、離職が多いは結び付きませんが、離職が多いサロンにとって求人がかからないは「因果関係」があるといえます。これの話を書きだすとそれだけでブログが書けちゃうので端折りますが、美容師さんが働きたいと思えるサロンと離職が多いサロンでは何もかもが違うという事。だから求人が来なくなるんです。

ではそもそもなぜ離職が多いのか?この答は実にシンプルでトップがスタッフに求めている事スタッフがトップに求めている事にズレがあるからです。んではそのズレを無くせば離職が減るんであれば、そのズレを直す方法は何があるのか?実はズレを無くす方法も二つあるんです(今日は二つが多いよー)

  1. スタッフが求めているものをトップが求めているものに合わせてもらう
  2. トップが求めているものをスタッフが求めているものに合わす

1をしようとするトップはトップダウン型サロンとなり、今の時代では離職が増える型と言えます。では2が正解なのか?というと2は成果が出にくいサロンとなるケースが多い。ほな結局どないせい言うねん!!!ってなるよね?正解とまではいわないけど、離職も減らし、成果の出やすいサロンとなる為には、ここで「マネジメント能力」ってものが必要になってくるわけですよ。

トップの人とスタッフの間にマネジメント能力を持った人間が必要になるって事です。ではそこでもう一つ考えないといけなことがある。マネジメントってよく聞くけどそもそも

マネジメント能力って何?

って疑問。マネジメントって何でしょう?って質問を色んな人にすると最も多い答えが「人を育てる能力」って返ってくる。では人を育てるとは何をすればいいんでしょ?って聞くとあまり明確な答えが返ってくることはありません。これだとマネージメントできる人材を育てるといっても、なにをすればいいの?ってなりますよね?なので僕なりにマネジメントって定義を作ってみました。マネジメントが人を育てるという事なら

マネジメント→人を育てる=仕事を教える

と、捉えるようにしました。仕事を教えれる人がマネジメント能力のある人という定義です。この話をすると殆どの美容師さんがこういいます。いやいやいやいや。ゼニマル何言ってんの?俺めっちゃ美容師育ててきたよ?なんなら売り上げとかめっちゃ上げる子とかめっちゃいたし!!って返ってきます。でもちょっと考えてみよう。仕事を教えるを考えた時、果たして

仕事を教える=美容師として育てる

これが正解なのか?なんです。僕はNOだと思ってて、僕の中での仕事の定義ってのがあります。それが

仕事とは 明確な目標を持ち(目標の提示)それを達成する為に何をするのか考え(課題を見つける)目標達成する為にやるべき事を行う(行動&スケジュール)事だと思うんです。ぶっちゃけ仕事を教える事が美容師として育てる事なのであれば、美容師の最終目的は売れっ子美容師になるという事に繋がり、結果ある程度育てばその会社に属する必要がなく、面貸しやシェアサロンで仕事をすれば、給料だっていいわけだし、時間に束縛される事だってかなり軽減されますよね。

でも美容師さんの最終ゴールは自分で多店舗展開できる会社の社長になるという事なのであれば、美容師として売れっ子になるはあくまで、途中経過であり、その次にあるのは「マネジメント能力を身につける」マネジメント能力とは、仕事を教える事であり、それは美容師として育てるだけではないという事。

先ほど書いた、目標、課題、行動&スケジュールというのを美容師に落とし込んだ時に

カウンセリングでお客様のなりたいを引き出す(目標)→その髪型になる為にはどうすればいいのかを考え伝える(課題)→その髪型になる為に切ったり染めたりする(行動&スケジュール)

となります。これは普段美容師さんなら当たり前のようにしている事だけど、いざ他の仕事になると全くできなくなる。例えば店長として会社からこんな話が出る

今月の売り上げ目標は300万円なので宜しくお願いします。と。明確な目標はありますよね。300万円を上げるという事。そこからどう考えるか?この目標は当たり前だけど一人で達成できません。スタッフの協力が必要です。もっと言えば、来年の今月400万上げるという会社からの目標を与えられていたとすれば、今のメンバーでは達成できない。では一年かけてどうするのか?を考えなくてはいけません。これらが仕事を教える→マネジメント能力となっていきます。

スタッフの考えをトップが知るのは聞けばいいだけですが、トップが進むべき方向性や会社としてしなくてはならない事をスタッフに伝える時に必ず「マネジメント能力」が必要となります。そして自分がトップになる日が来るのであれば、マネジメント能力のない人よりある人が確実にマネジメント能力がある人を育てる事が出来ます。

自分が会社のトップならば、マネジメントが出来る人材を育てれるよう考え行動しましょう。今自分が雇用されているのであれば、マネジメント能力を身につけれるよう考え行動しましょう。

今日はそんなお話でございました。それでは!!

 

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