理解力を上げる=抽象度を上げる【その為のトレーニング方法とは】

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僕があまり手を出すことがない本の分野それは「小説」

小説読んでも勉強ならないでしょうって思っておりました。でも今月に入りそれは大間違いだったことに気づきます。皆小説読んだほうがいいよ・・・すごく面白いし本を読む勉強になります。それだけではなく理解力の向上にもつながる。

 

本を読むことで学べる理解力

結構ねスタッフと話してたり、美容室オーナーと話してる時に、なんて理解力のないやつなんだ・・・と愕然とすることがあります。理解力がないという事は経営者は特に気を付けたほうがいいと思ってます。なぜか?

理解力が低い=抽象度が低い人間

 

となりえるからです。抽象度の低い人間というのは低い目線から物を見ます。ものを見るときに目から1センチの距離で見るようなものですね。今目の前にあるものが何かすらわからない状態です。では理解力ををつける(抽象度を下げる)為に、最も簡単なトレーニングは何か?ここで僕は今月気づいたわけです(昨日w) 小説読めばいいんだと・・・今度僕の周りで最も抽象度の低いオーナが頭の中で浮かんできたのでその人にも教えてあげようと思いますw

 

 

僕本を読めってよくサポートしてる先のオーナーさんにお伝えします。でも読まない人は読みません。なぜ読まないのか?これは「読まない」ではなく「読めない」んです。読めないというのはどういう事か?読んでいると眠たくなるとか意味がよくわからないという事なんですよね。ではなぜ眠たくなったり意味がわからなくなるのか?これは文字をただ読んでいるだけだからなんです。文字をより大きなゲシュタルトとして認識できないからなんです。

りんごと書いている文章を見てりんごが頭に浮かんでないという事。りんごという単語で認識しているんですね。ようはその人にとってのゲシュタルトは「り」と「ん」と「ご」という3つの単語がそれぞれ並んでいるだけになってしまってます。一つの塊(ゲシュタルト)になっていません。これが理解度があがっていくとリンゴと聞くと赤くて丸いりんごが頭の中に映像としてポンと浮かんでくるわけです。これがより理解力があがってくると、より大きなゲシュタルトとなってきます。○○産の○○さんという農家さんが育ててくれて食べごろがいついつで、糖度がどれくらいあってみたいな。より抽象度が上がってくるわけです。より大きな目線で見れるわけですよね。

 

 

抽象度の低い人に多いのが話を聞いていると結局何の話か分からないケースが多いわけです。なぜポジションの高い人が抽象度を上げなくてはいけないのか?自分が頭でイメージできていないものを人に伝えれるわけがないという事です。なので自分自身の脳でのゲシュタルトの大きさをより大きなものにするために簡単なトレーニングの一つとして「小説」を読めばいいのにって思う次第でございます。

 

なぜ小説なのか?

小説読んだことってあると思うんですけど改めて読んでみてください。小説読んでるとなんか、小説の中が頭の中で映像化されませんか?この小説が実写化されたらきっと俳優さんはこの人だなとか、今のシーンはきっとこういうシーンだろうなみたいな。小説家ってイメージしやすいようにちゃんと描写してくれてるんですよね。これが勉強の為の本だと中々そうはいきません。なので小説がすごくいいわけです。僕は今年に入ってなぜか「シャーロックホームズ」を読みました。これがなかなか面白い。原作ってこんなんだったんだって思えます。自分のイメージのホームズと実際の小説の中のホームズは別人でしたwww

 

これは色々な映画などを見て勝手にイメージしてたからなんでしょうけどね。そんな中で先日バーで飲んでいたところお客さんに本を紹介してもらったんです。その方がよく小説を読むというのでおススメを二冊教えてもらいました。その本がびっくりするくらい面白い・・・500何ページかあったと思うんですが、昨日届いて昨日読み終わりました。お風呂につかりながら読んでたら、お湯がぬるくなってきてる事に気づかずお湯が冷え切って寒くなっては気づきを3回繰り返し、結果気が付けば浴槽で1時間読み、お風呂上りに読み、お布団で読み気が付けば読み終わってしまうくらい面白い。

 

どんな話かといいますと、江戸時代のお侍さんのお話。留守居役っていう役職の人のお話になります。最初は聞いたこともない役職だったのでなんのポジションなんだろうって思ってたら、結構重要なポジションでしてね、藩の命運を分ける非常に重要なポストなわけです。あまりにも重要なのでお偉いさんの子供から選ばずに普通の武士の家庭から(200石~300石位の家の出から選ぶ)選びます。本当に優秀な人をつけないと藩が滅んじゃうからなんです。で、この人は何をするのかといいますと今の時代に当てはめると外交みたいな感じです。外国の方はこの当時日本にはいませんけどねw

 

優秀な留守居役がいれば藩は幕府からの無理難題から逃れられたり、藩が取り壊されそうな由々しき問題にぶち当たっても、何とかなる可能性があがります。もう超優秀な二番手みたいなポジションなわけですよ。これは組織論を学ぶに於いても凄く勉強になると思います。賢ければいいわけではない。人と人がいる以上必ず人の結節点が生じます。その結節点が多ければ多いほど問題も起こりやすくなる。それを解決するにはどうすべきか?組織の中で管理職の人などには是非読んでみてほしい本です。

 

そして抽象度の高い人は小説読んで抽象度を上げるトレーニングしてみてくださいね。そこで小説とか何読めばいいのよ!!ていう人へ

今日おススメの本はこちら

 

ちょちょらっていう僕は初めて聞いた言葉でした。

意味を調べると、お世辞や出まかせを言うって意味らしいですけど読めばこの名前の意味が分かります。是非読んでみてくださいね。

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