マーケティングの歴史から学ぶ現代の勝ちパターン

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今日はマーケティングについてのお話を。マーケティングって言葉は耳にしたことはあると思います。でもマーケティングって何?って言われると答えれない人もいらっしゃるかもしれません。マーケティングの先駆者でもある「ドラッガー」さんが言うにはマーケティングとは販売を不要にするものって言ってたらしいです。僕たちの世界でいうと、店販商品とかを販売しようとしたときにお客様に店販アプローチなどをしなくてもその商品が売れていくようにする事がマーケティングっていう事になるのかと。サロンに来てもらうご新規様に対してもそうですね。いかに宣伝広告費をかけずにターゲットとする層が自店へ来てくれるようにするのか?という事が簡単に考えたマーケティングというものになります。

 

このマーケティングって時代によって当たり前ですが変わってまいります。マーケティングの歴史などを調べていくと結構面白くてですね、その時代時代に応じたマーケティング戦略なんてものが出てきます。その中でもマーケッターとして有名な人というので「ドラッガー」さんや「コトラー」さんなどが日本では有名な人達になるんですかね?そのコトラーさんがいうにはマーケティングをまとめると歴史の流れに沿って3段階にわけられるんだとか。

マーケティング1.0 製品中心のマーケティング

この時代世の中は大量生産にわいた時でした。時は1900年産業革命がどんどん進みマス生産、マス消費の時代へと突入します。この時代にできたのが車メーカーのフォードです。丈夫で安いを売りにして大ヒットを続けます。19年間もの間独走を続けます。徹底的に分業と流れ作業に特化し生産コストを下げまくり、安価な車を売り続けれました。とにかく安く。とにかく丈夫に。この時はアメリカなどで中流階級意識が高まっていたのも相まって時代にがっちりと合ったわけです。でも同じやり方が長くは続くわけもありません。フォードにとって代わるメーカーが現れます。GMさんですね。この時フォードの売り物のコンセプトは一つだけです。安くて丈夫な車が欲しい人。そこに対抗し大衆はもはや一つを求めていないと考え買収を繰り返し異なるブランドで世代に応じた車の販売をしだします。若者ブランド、富裕層ブランドなどなど。要は顧客が選べるようにしたわけです。そしてフォードにとって代わるメーカーとして君臨したわけですね。

この時代のマーケティングが4P

  • 製品
  • 価格
  • 流通
  • プロモーション

この4つどれかに特化するのではなく均等に投資し販売していくという流れです。これを見ればわかると思いますが、ターゲットが含まれていないんですね。要は作れば売れた時代。作る事が最も重要視されたマーケティング時代ともいえます。しかしそんな時代は続きません。栄枯衰退。時代は次の時代へと移り変わります。

 

マーケティング2.0 消費者志向マーケティング

今までの4Pでは対応できない時代に突入します。家に帰れば皆ないものはない。という時代。そして環境破壊なども意識されだしオイルショックなんてものも現れて、メーカーが需要を生み出すことが困難な時代へ。そして消費者中心の時代へと移り変わります。この時に先ほどあった4Pだけでは足りないとマーケティングの神といわれるコトラー神がSTPマーケティングなる理論を打ち出します。

 

  • S セグメント
  • T ターゲット
  • P ポジショニング

この理論と4Pをくっつけてしまいます。STPをしっかりと考えたうえで4Pを考える。順番は必ずSTPが先で4Pが後となります。そして余談ですがこの時代に僕の好きな理論も生まれましたw

PLCが本当に存在するのか?

っていう話から始まるのですが、このPLCってのは商品の寿命ってやつですね。

  • 導入期
  • 成長期
  • 成熟期
  • 衰退期

といわれるものです。これを説明することに成功した人がいるわけです。その時に顧客目線から説明したんですね。画期的な商品がどう世の中に浸透していくのか?ここにイノベーション理論が使われました

  • イノベーター(2,5%)
  • アーリーアダプター(13,5%)
  • アーリーマジョリティー(34%)
  • レイトマジョリティー(34%)
  • ラガード(16%)

ここにPLCを当てはめたんです。すると見事に過去のヒット商品がこの通りに売れていきそして最後消えていく事となります。この時にこういう難しいことばっかり考えている学者さん?達の間ではこの理論が完璧すぎて完全無欠のマーケティング理論が誕生したとかなりざわついたんだとか。なぜかといいますと製品のライフサイクルが分かればその時に誰に対して何をすればいいのかがわかるからです。この理論の完成と共にマーケティング死んだと誠しなやかにささやかれたそうな・・・・w

 

でも世の中そんなに甘くはない。この通りにならないんです。それがなんだ!?って話に進んでいくのですが、ここで登場します。僕の大好きな奴。昔赤パン履いた、現在筋トレおじさんになっている人に教えてもらった理論。

 

キャズム理論の登場

アーリーアダプターとアーリーマジョリティーの間に容易に超えれない溝(キャズム)があると言い出したんですね。この溝を超えれるか超えれないかでその商品がヒットするのかぽしゃるのかが決まるという話になったんです。なのでーリーマジョリティーに対するマーケティングが必要となっていくわけです。そしてそのまま時代は次の時代へと変わります。

 

マーケティング3.0  価値主導マーケティング

ここからはほぼ今の時代へと突入します。ブランド時代ですね。わかりやすいので言えばパソコンにウインドウズを使うのかMacを使うのか?みたいなものです。セブンイレブンのコーヒーのむのか?スターバックスでなんとかフラペチーノを飲むのかwみたいな。そんな現在を生きていくマーケティングはこれからどのように変化していくのかが凄く楽しみでもあります。

 

 

 

こんな話を長々と書いてきたのですが、今日書きたかった話はこういう話ではありません。こういう話を書くと僕がサポートしているサロンのとあるオーナーさんに怒られてしまいます。ゼニマルさんは何言うてんのかよくわからへんと・・・・ここ最近本を紹介するブログを続けて書いているのですが、これ何の為に書いているのかといいますと、サポートメンバーさん向けに実は書いているんですよね。今あなたこの本読んだほうがいいよという思いを込めて。で、今日も当然とあるメンバーさんに向けて書いております。ただ今回はブログを書いた理由が少し異なります。特にこの本を読めという理由で書いているのではなく、ちょうど今から紹介する本を読んでいる時に、今読んでる本めっちゃおもろいでってひたすら言いまくり、散々もったいぶって結局教えませんでした。僕はサポートメンバーさんに教えないというサポートをしておりますw で、あまりにうるさいから(教えろって)こうしてブログに書いた次第です。今日は何の本かといいますと前振りからもわかっていただけるとは思うのですが、マーケティングについての本です。ただ、今の時代でも1.0でも2.0の時代でもありません。今回マーケティングの歴史ってやつを書いたんですが、一番最初にマーケティングってやつをやった人って誰か知ってます?これがアメリカで生まれたマーケティング0.1だと言われています。なのでマーケティング用語って英語なんですよね。だから余計にわかり辛かったりもする。でもね、でもですよ?もう一人のマーケティングの有名人「ドラッガー」さんに、世界最古のマーケティングと言わしめた人がいるんです。しかもその人日本人なんです。なんか嬉しくなりまして早速その本探しました。でも残念な事に本でしか売ってないんですよね。電子書籍化されてないんです(残念)

仕方ないので買いました

 

【三井越後屋のビジネス・モデル】

こちらの本。皆さん知ってました?時代劇によく越後屋ってでてくるでしょ?あれって三井住友の三井なんですって。僕全然知らなくて驚きました。この時代に呉服屋を始め数々のイノベーションを起こしていきます。そしてこの時代は日本の西と東で使用する貨幣が違ったんですね。東の金遣い、西の銀遣いといわれるように使用貨幣が違っていました。この時に三井は店舗展開も頑張っておりましたので、両替でお金がかかることから考え両替商も営みます。これが明治時代に入り日本初の銀行となっていくわけですが、それ以外にも様々な事をやっていくんです。あんまり書くと読む楽しみがなくなるのでほどほどにしておきますが、正直ちょっと読み辛い本でもあります。昔の文章がそのまま出てきたりもするので僕はそこはすっ飛ばしましたw

 

ただし、最初に書いたようにマーケティングには色々な理論がありますが、今から400年以上前に三井は顧客第一主義を貫き地域密着型の体制でどんどん商売を広げていきます。今の時代であっても三井高俊はきっとそれなりに成功したんだろうなと思います。思考力、行動力共に凄いんですよね。やはりいつの時代も、思考力と行動力がなければ成功しないんだなという事がよくわかる一冊となっております。ビジネスを成功するヒントが詰まった内容。

  • イノベーションを起こす志向
  • 店舗展開だけではなく同時に他業種も始める思考
  • 組織論
  • 事業継承
  • 自分がいなくても拡大していく仕組み作り(死後)

などなど経営者の人は是非一度読んでおいて損はなしです。読みにくい本だけど頑張って読んでみてくださいねw

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